くまこのうた



子持ちの再就職と保育園事情

今日は、乳幼児がいる母親の再就職と保育園事情について、わたしの体験を書いておきます。

自分用の記録ですが、いつか誰かのためになったり、働きたい母親の現実問題として少しでも知ってもらえたらと思って書きます。


とくに都市部における待機児童の問題は一時期より解消されつつあるように感じますが、まだまだ現実は厳しいです。

フルタイム勤務でも、育休明けの人が重なる0歳から2歳までの枠は特に厳しく、認可保育園に入れないケースはわたしの周りでもよく聞きました。
4月入園はまだ可能性があっても、年度途中の入園はかなり厳しい。
わたしは長男が一歳の時、年度途中に育休から復帰しましたが、無認可保育園に預けました。

で、今回。
次男の産休後、契約が満期だったこともあり退職。
長男は保育園を退園しなくてはならず、この二年近くは二人の育児に専念。

そろそろ仕事復帰したい、と考えて、
4月入園希望で、区役所を通し認可保育園の申し込みをしたわけですが、
まず前提として、せめて仕事が内定していないと、応募の際の点数はとても低い。
でも、申し込みは12月なので、一からの仕事探しで実家など預け先が近くにない身での就職活動は、正直むずかしく、申し込み時点で内定というのは、わたしには無理でした。

というかそもそも、保育園に入れるかどうかわからないのに、仕事を探せません。
この、ニワトリが先か卵が先かみたいな(ちょっとちがうか)状況、どうしたらいいんでしょ?


結局、求職中という、点数的には最低ランクで申し込んだ結果、
長男が3歳で多少空きが出やすいこともあり、ちょっとだけ遠い認可保育園に入れました。
でもこれは、ラッキーな部類です。

1歳の次男は、認可はほぼあきらめていたので、前々から認証保育所に2カ所、登録をしておき、
なんとか片方の認証保育所に入れました。でもこれも、ギリギリ空きが出たから入れたのです。


で、
求職中の身で認可保育園に入れた場合、わたしの住む地域では、
1ヶ月以内に「就労開始しました」の証明が必要です。
それを出せなきゃ1ヶ月で退園。

でもね、保育園に子どもを預けてからじゃないと、子どもがいる中で就職活動って難しいです。
だけど、4月に預け始めてから仕事探して、4月中に即就労できるほど、子持ちの仕事探しは甘くない。
ぜんぜん甘くないです。
医療系の資格でもない限り、子持ちで1ヶ月以内に仕事が決まるなんて、珍しいのではないかな…。
わたしは結局、2ヶ月かかりました。


わたしは保育園が決まった2月末からすぐ、夫や義母をなんとか頼って就職活動を始めましたが、何社も落とされつづけて決まらないまま3月末に。

幸い、4月から在宅仕事が見つかり、就労は5月から決まりました。
(ちなみに不定期の在宅仕事じゃ、保育園対象者としての証明にはなりません。)

しかし、5月から勤務が決まっていても、
役所に行って「わたしは4月中に仕事を始められませんでしたので、もう1ヶ月だけ求職活動を延長させてください」の申請が必要です。
求職者には申請すればもう1ヶ月だけ猶予をもらえるのです。
でも、何度もいいますが、その申請しなきゃ、退園です。


いやはや。
わたしはかなり現実を甘くみていました。
幼い子持ちで働こうとするには、想像よりはるかにたくさんの壁があります。

でもわたしはすごくラッキーで、一度復職経験があるので保育園事情の厳しさを知っていたこと、
求職中でも長男は認可保育園に入れたこと、
それから何より、仕事が決まらなくて行き詰まった時に助けてくれる昔の上司や同僚に恵まれていたことがすごくすごく大きかったです。


なんか、中学生の作文のまとめみたいになりますが、
今回の一連の経験を通して、わたしはたぶん、前よりずっと謙虚になりました。
母親にとって、まだまだ社会的には厳しい現実がたくさんあります。
社会を変えていきたいけど、社会に文句ばかりつけても何も変わりません。

子どもがいるからこそ、生き方の軸がシンプルになり、覚悟ができ、素直にまわりに頭を下げられるようになることも事実。
頭を下げるべきときにはきちんと下げて、素直に謙虚に、わたし自身の生き方を実現していく。

プロセスに困難があっても、結局すべては結果オーライ。
わたしはそう思ってます。
[PR]
by kumako_no_uta | 2012-04-18 11:43 | iroiro
<< 母親業にも休憩を ごめんよ息子たち >>


わたしのこころにひびく   おと・いろ・ことば
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31